日本サッカー 人気の高い試合

サッカーの試合

1991年に日本初のプロサッカーリーグであるJリーグが誕生し、Jリーグ創設元年は爆発的な人気となりました。テレビ放送ではプロ野球の試合そっちのけで、とにかくJリーグ一色と感じさせるような盛り上がりを見せました。野球で言えば1番の人気球団は読売ジャイアンツであり、サッカーであれば読売ヴェルディ川崎と言われていました。キングカズこと三浦知良、ラモス瑠偉、柱谷哲二、北澤豪、武田修宏、都並敏史らを抱えるスター軍団に挑む各チームという図式に、国内ファンは熱狂したものです。

しかしながら、当時日本サッカーはまだワールドカップに出場したことがありませんでした。そして、アジアカップを初めて制し、プロリーグを擁して挑んだ94年アメリカ大会では、あのドーハの悲劇により残念ながら予選敗退となってしまいました。一時は日本中を悲しみが包みましたが、翌98年フランス大会で念願の初出場を果たします。

現在ではJリーグ人気は落ち着いてしまい、テレビ放送は少なく、視聴率も高い数値を望めません。しかし、そんな日本サッカーにおいて、今も昔も変わらず高い注目を集め、人気が高い試合と言えば、やはり「日本代表戦」です。ワールドカップ本戦は当然で、アジア予選や国際大会、国際親善試合まで人気であり、ホームゲームの場合はスタジアムはブルー一色に染まります。

サッカーボール