プロサッカー選手には専属の栄養士やトレーナーがついていることが多い

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いわゆる一般的なプロアスリートは、企業やプロチームに所属します。組織の社員として活動するプロの方々も多く、チーム単位で栄養管理を受けたり、所属する企業専属のトレーナーからコーチングを受ける事がほとんどです。

一方で同じプロでも、サッカー選手は少し違った暮らしをしています。
サッカー選手もまた組織に所属し、チームプレーで勝利を目指す点は同じですが、基本的に栄養士やトレーナーなどは個人単位での契約です。他の業界に比べて、サッカー選手は一つの組織に骨を埋める、という発想がそもそもありません。一年ごとに所属する団体、活動する国や地域が大きく変わるサッカー選手も珍しくはありません。

サッカー選手個人が自分専属の栄養士やトレーナーと契約する事で、移籍後も安定したパフォーマンスが発揮できます。最も選手個人のフィジカルとメンタルを把握しているのが専属のトレーナーであり、日によって細かく練習メニューを変更したり、ケガやスランプで悩む時は専門家の判断で柔軟にトレーニング内容を変えたりできます。専属契約をした栄養士は、いわゆる教科書的な栄養バランスにこだわらず、選手が求める目的から逆算して、カロリーや栄養バランスを算出し、それを実現するメニューを朝昼晩を考案するのです。
例えば、今季は筋肉量を増やしつつ脂肪は落としたい、なおかつスタミナをキープしたい等、かなりシビアなオーダーに関しても専属の栄養士は持ち前の知識と経験を活かして最適なメニューを導き出します。

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一流のプロサッカー選手には、一流のトレーナーや栄養士が何人もついている事がほとんどであり、有能なスタッフがいるおかげで最高のパフォーマンスが安定的に発揮できているのです。